あなたは夏もバイクに乗りますか?
北海道などではベストシーズンですね。
僕は西の方に住んでいるので、年々気温の上昇を感じています。
それでも「バイクに乗りたいっ!」そう思うのは僕だけではないと思います。ですよね??
それでは、夏がツラいツラい場所に住んでるあなたに聞いてみます!
あなたが夏のライディングでイヤだな~と思う「3大」を上げてみてください!
何が出てきました?
僕は、『暑さ・にわか雨・虫』です。
それでは、それぞれの対策を考えてみます。
あくまでも、僕の個人的な見解ですので気楽にお読みください。
夏のバイク乗りのイヤ~なものひとつ目「暑さ」
もうバイク乗りだからとか関係ないぐらいツラいですよね。
でも、渋滞にも巻き込まれず、全身に風を受けて走ってるし、気持ちよさげじゃない?
見た目にはそう見られがちですよね。まったく異なります(笑)
僕もバイクに乗る前はそう思っていました。とくに車に乗っていて観光地で渋滞にハマっているときなどは、「最高じゃん」ってね。
でもバイクに乗って分かったんです。
渋滞に巻き込まれないと言っても、日本の交通事情では、必ず停まる時間が訪れます。
そして夏のバイクは停まっていると、ものすごくツラいんです。
なぜなら上からは太陽の日差し、股下からはエンジンの発する熱、地面からは熱されたアスファルトの熱、そして、安全のためのヘルメットとプロテクター。もう熱の逃げ場なんてありません。
ではどうすれば良いか。
単純ですが、そのツラい状態を避ける場所を走ればいいんです。
僕が理想とするプランは、以下の通りです。
・前日に一時間ごとの気温の移り変わりを天気予報でチェック
・早起きして日の出前の交通量が少ない時間帯に出発して、街中を抜ける
・最高気温あたりの時間は、気温の低い高所を走る。木々で日差しが弱まる道なら更にGOOD!
・帰宅時は、遠回りでも混む道を避ける。そしてなるべく信号が少ない道順で帰宅
ツラい事には変わりないですが多少ましにはなります。
夏のバイク乗りのイヤ~なものふたつ目「にわか雨」
僕は、この「にわか雨」が一番嫌いかもしれません。あなたはどうですか??
理由は二つあって、僕がレザー製品を多く着用している事と、リアサスペンションが汚れやすいバイクに乗っているからですね。
レザーは濡れると後のケアが大変なんです。そしてリアサスペンションも車種によっては掃除がかなり面倒だったりします。
そもそも雨が降るとバイクの運転は通常の何倍も気を使います。
マンホール、白線や〇〇注意の文字、落ち葉などなど、一気に滑りやすいトラップが増えて転倒のリスクが上がります。
元々、雨の中を走る必要があるんでしたら、心の準備と相応の装備で臨むんですが、にわか雨は、突然やってきます。これがクセモノなんですよね。
自然相手なので対策は難しいのですが、今のところ、スマホアプリと経験かなとは思っています。
僕はヤフーの雨雲レーダーをインストールしています。そして雨雲の接近通知をオンです。
ただバイクで移動しているので、雨雲の方に向かって行っているケースもある為、過信は禁物です。
でも一番は経験です。進行方向に黒い雲があるとか、対向車のボディが濡れているなどは、■からわかる所ですね。
そして、言葉ではうまく表現できないんですが、雨が降りそうっていうあの独特な感覚です。多分個人差があるとは思うのですが、僕は匂いと胸の奥のところがセンサーになっている気がしています。
事前に察知出来れば、屋根のある処に退避するか、カッパを来て対策です。時間に余裕があるなら、すぐに止むことが多いので、しばらく休憩するのもいいですね。
夏のバイク乗りのイヤ~なものみっつ目「虫」
分かってます。虫も地球が成り立つ上で、重要な生物であるとは分かってるんです。
ただライダーとの相性はすこぶる悪いです。
あげだすとキリがないので、よくお目にかかる二種類だけ。
・ユスリカ:蚊によく似た虫で、水辺付近に発生。光に集まる性質あり。一定の場所を浮遊。
・トンボ:大きさは種類により様々。2対の羽で、空中に留まったり、急な方向転換も可能。
ユスリカのイヤな所は、ヘルメットのスクリーンやバイクのボディにぶつかって張り付いてしまう所です。あとは動画撮影されている方は、カメラのレンズにあたって動画中ずっとひょっこり映り込むなんてこともあります。
後は、ほんとにイヤなんですが、メッシュジャケットのメッシュ部分に入り込んでしまうこともあります。
トンボもよくぶつかってきますが、ユスリカが本体ごと張り付くのに対して、トンボは体液だけを残していく事が多いです。
そしてトンボは、本体が縦に長く、やわらかい羽根が2対なので、バイクの隙間によく挟まっています。だいたいバイクの熱でカラッカラになっていますね。
対策ですが、スピードを抑える事と、あきらめて受け入れる気持ちを持つことですかね。
ある程度スピードを抑える事で、被害は減ります。ただ決してゼロにする事は出来ません。
そして、後はそういうものだとあきらめて受け入れる事です。
虫や体液が張り付くことも、最初から想定内であれば精神的なダメージは少ないです!
でも帰ってから市販の虫取りシートなどで綺麗にするようにしましょう。
虫の体液は塗装を痛める原因となります。
まとめ
色々とツラいことを書き連ねました。
夏のバイクは確かにツラいんですが是非走ってほしいなとも思います。
僕は、バイクって「楽しい事」と「ツラい事」が両極端で体感できるので、魅力が尽きないと思っています。
そのツラい部分が夏のライディングには多く詰め込まれています。なので、その反動で得られる楽しみは底知れません。
特に、夏を超えて、秋に入った途端、みんな思うはずです。
「やばい!やっぱりバイク最高!!」と。
そして、安全運転の為、気持ちとヘルメットのアゴ紐をしっかり締めましょう!